U・T

2021年入社|環境技術部門研究分析センター

北九州市立大学大学院国際環境工学研究科 出身

現在の仕事内容について

当社は空調機用トラップ事業と厨房排水処理事業を展開していますが、研究室では主に厨房排水処理を扱っています。固定床を用いた接触酸化法による生物処理を採用しており、その中核となる微生物製剤「スーパーH菌」の研究が中心です。加えて、処理水の自社分析や製剤の生産・品質管理も担当し、研究とルーチン業務を両立させるためには、的確な時間配分が欠かせません。製剤の性能向上には、油分への対応力や処理速度、現場での定着力、排水変動への順応性、保存性、店舗ごとの排水成分への適応、水温の低い環境への耐性など、多くの課題があります。これらを解決する役割を担うのが研究室であり、その責任はプレッシャーである一方、大きなやりがいにもつながっています。最近は保存性の改善に関して良いデータが得られ始めており、成果を実感しつつあります。

仕事の好きなところ

研究室は現在2名で運営しており、研究方針に対する一人ひとりの意見の重みが非常に大きい環境です。自分で研究内容をコントロールできる点は魅力ですが、学生時代のように常に指導してくれる存在がいるわけではなく、試行錯誤しながら道を切り開く主体性が求められます。研究室は会社の一部署として、テーマは会社の方針に沿って設定されるものの、具体的な実験計画や進め方は自ら考える必要があり、その“自営業のような自由さと責任”に面白さを感じています。最終的な目標は常に「より良い商品づくり」であり、その要素を因数分解し日々の小さな目標へ落とし込むことで前進してきました。現在は微生物製剤の品質向上と安定化を中心に取り組み、直近ではそれに対応した新規生産方法の確立を目指しています。

社内の雰囲気について

当社は非常にアットホームな雰囲気があります。「わからないことがあればいつでも聞いて」と声をかけてくれる先輩が多く、逆に他部署から理系院卒としての意見を求められることもあるくらい、部署関係なくコミュニケーションが活発です。社長もフランクで、研究室の様子をよく見に来られるため、社員40名程度の規模も相まって風通しの良さを強く感じます。私は新卒採用第一期生で、先輩社員の多くは40〜50代です。年下の後輩としてではなく、まだ手のかかるヒヨッコとして大事に育ててくださる姿勢を日々感じており、大変感謝しています。この姿勢は、半年近く設けられた長めの新人研修にも表れており、新人が安心して学べる環境づくりが徹底されていることを実感しています。

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