当社は空調機用トラップ事業と厨房排水処理事業を展開していますが、研究室では主に厨房排水処理を扱っています。固定床を用いた接触酸化法による生物処理を採用しており、その中核となる微生物製剤「スーパーH菌」の研究が中心です。加えて、処理水の自社分析や製剤の生産・品質管理も担当し、研究とルーチン業務を両立させるためには、的確な時間配分が欠かせません。製剤の性能向上には、油分への対応力や処理速度、現場での定着力、排水変動への順応性、保存性、店舗ごとの排水成分への適応、水温の低い環境への耐性など、多くの課題があります。これらを解決する役割を担うのが研究室であり、その責任はプレッシャーである一方、大きなやりがいにもつながっています。最近は保存性の改善に関して良いデータが得られ始めており、成果を実感しつつあります。